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「STaD×聖隷佐倉市民病」今日から始められる健康習慣!! | トピックス | すたっとTV

健康チェック

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「STaD×聖隷佐倉市民病」今日から始められる健康習慣!!

2019/07/29

『咀嚼(そしゃく)』とは、食べ物を噛み砕き、飲み込むことを意味します。
私たちは1回の食事で、約600回の咀嚼をしています。
戦前には、約2倍の咀嚼をしていたと言われています。
現代の食べ物は、昔に比べ軟らかい食物が増えており、いつのまにか咀嚼する回数が減少しています。
しっかり咀嚼して食事をおこなうことで、たくさんの良い効果があります。
(1)脳の働きを活性化して、認知症を予防します。
(2)消化を良くして、栄養の吸収を良くします。
(3)虫歯・歯周病を予防します。
(4)満腹中枢が刺激され、肥満予防になります。
(5)顔の筋肉を鍛え、表情が良くなります。
(6)視力低下を防止します。

パタカラ体操
『パ』『タ』『カ』『ラ』と発音する口の体操で、食べるときに働く筋肉を鍛えることができます。
『パ』=口を閉じる運動
『タ』=舌で上あごをグッと押す運動
『カ』=のどの奥に力を入れる運動
『ラ』=舌を丸める運動
パ 唇を閉じる
タ 上あごに舌先をつける
カ 上あごの奥に舌の付け根付近をつける
ラ 巻き舌にして上あごに押し当てる

噛むことの利点を見直し、よく噛んで食べる食生活を心掛けてみてはいかがでしょうか。

摂食・嚥下障害看護 認定看護師 馬目 美由紀