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どらまめの季節到来!「どらまめ」の枝豆が食べられるキャンペーンがスタート! | トピックス | すたっとTV

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黒豆吟醸酒ケーキ(左)と黒豆の生カステラ(右)

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「栄町黒大豆研究会」小川 博 会長

どらまめの季節到来!「どらまめ」の枝豆が食べられるキャンペーンがスタート!

2020/09/29

 10月17日(土)~25日(日)まで、印旛郡栄町の飲食店で「どらまめ」の枝豆が食べられるキャンペーンが開催されます。
 栄町では、高級豆として知られる「丹波黒」(丹波の黒豆)を新たな町の特産品にしていこうと、平成10年から産地化に取り組んでいます。栄町に伝わる龍角寺の龍(ドラゴン)伝説にちなんで、黒豆を“どらまめ”と命名。平成13年には「栄町黒大豆研究会」が発足、現在は14名の生産者がどらまめを栽培しています。
 どらまめ(丹波の黒豆)は、粒の大きさを始め、芳醇なコクと甘さが特徴で、栄養価も高いことから、黒大豆の最高級品種といわれています。「栄町黒大豆研究会」の会長を務める小川 博さんは、研究会発足当初からどらまめの栽培に着手した一人。どらまめは、梅雨時期である7月に種をまき、台風シーズンの10月に収穫期を迎える為、天候に大きく左右される農作物です。また、収量が少なく、豆を傷つけないよう手作業で収穫を行うなど、栽培にも手間がかかりますが、自身が食した時に実感する美味しさと、毎年楽しみにしてくれる消費者や特産品としてともに盛り上げようと奮闘する地元飲食店らの励ましに後押しされ、東日本における貴重な生産地を守り続けています。
 小川さんのどらまめを使ってカステラとケーキを作っているのは、キャンペーン参加店の一つ、老舗割烹料理店の「金田屋」です。町の特産品を盛り上げようと2013年にどらまめを使った生カステラを販売。千葉県産の卵をたっぷり使い、生地はしっとりと卵のコクを感じる味わい。また、数日間かけて作られたやわらかな煮豆のどらまめが、日本料理の技巧である石垣しんじょうを用いて、生地の断面に石垣のように顔を覗かせます。次いで、2015年には「黒豆吟醸酒ケーキ」を販売。成田の銘酒「長命泉」の辛口吟醸酒を染み込ませた香り高い生地に、ふっくら炊き上げたどらまめが贅沢に入った大人の味わいです。どらまめの存在感抜群のスイーツは、栄町の土産品や贈答品として喜ばれています。
 キャンペーンには「金田屋」の他、居酒屋や蕎麦処など、様々なジャンルの飲食店全17店舗が参加。期間中、お店を利用すると旬のどらまめの枝豆がサービスされます。採れたての10月は枝豆で頂くのが一番美味。この機会にぜひ栄町の参加飲食店に足を運び、郷士の味であるどらまめの枝豆をご賞味ください !

問い合わせ
●栄町役場産業課
 ☎0476-33-7713
●割烹 金田屋
 ☎0476-95-1105
 (水曜日定休)
●栄町商工会
 ☎0476-95-0245 https://www.sakaemachi.or.jp/