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STaD×聖隷佐倉市民病院「新型コロナワクチンを接種しても感染は防げない?」 | トピックス | すたっとTV

健康チェック

STaD×聖隷佐倉市民病院「新型コロナワクチンを接種しても感染は防げない?」

2021/09/26

 現在、新型コロナワクチン2回目の接種後2週間が経過してから検査で陽性が判明する「ブレークスルー感染」が話題になっています。 
ワクチン接種が日本より進む米国内の状況はどうでしょうか。米疾病対策センター(CDC)のウェブサイトによると8月9日現在、ブレークスルー感染による入院または死亡例は8,054人報告されています(他疾患による事例を含む)。2回の接種を終えた1億6,600万人を基にすると、10万人当たり5人となります。
 CDCは「ブレークスルー感染はごく一部。ワクチンによって入院や死亡する可能性を低くできる」と強調しています。ただし、接種完了者へのマスク着用は原則不要としていましたが、変異株の急拡大を受けて修正しました。他の人にうつす恐れがあるとして、流行地域の屋内ではマスクの着用を呼び掛けています。
 日本も多くの方が新型コロナワクチン2回の接種を終了していますが、今まで通り、マスク着用は徹底しましょう。現在、様々なマスクがありますが、皆さんはどのマスクを使用していますか?
 マスクは、吸い込み・吐き出し飛沫量の少ない不織布マスクを推奨します。正しくマスクを着用し、今後も感染に気をつけましょう。

感染管理認定看護師 安間有希