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富里市立図書館がリニューアル! | トピックス | すたっとTV

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親子読書支援コンシェルジュ 八木とし江さん

富里市立図書館がリニューアル!

2022/09/28

 10月1日(土)から、富里市立図書館が情報・文化・芸術の発信拠点として生まれ変わります。
 富里図書館は平成15年3月に開館。今年3月末現在、20万2千冊余りを所蔵しています。中でも、郷土史料コーナーは充実しており、富里市が全国有数のスイカの産地であることやサラブレッドの日本発祥地であることから、スイカと馬に関する本を多く収集。特に馬に関する蔵書については、乗馬や日本競馬史、馬と人間との歴史など、国内外の幅広いジャンルで取り揃えており、富里市民のみならず、馬好きの人にも注目度の高いラインアップです。
 開館から20年近くが経ち、徐々に利用者が減少している事態を受け、図書以外にも様々な機能を持ち合わせた複合施設としての検討を昨年度から進めてきました。
 1階には、飲食スペースが設けられ、市内等の福祉団体が製造した焼き菓子などの軽食を楽しむことができます。また、待望の市民ギャラリーが同フロアに新設! 第1弾として、10月1日から令和4年富里市芸術鑑賞事業「井関 洋版画展-萌芽~Germination~」が開催されます。様々な技法を駆使して制作する木版画家、井関 洋さんの最新作を含めた約40点の木版画作品を展示。期間中の土・日曜日には井関さんが在館し、13:00から15:00で木版画の制作も公開されます。彫り進みのプロセスを生で観ることができる貴重な機会をご覧ください。そのほかにも、企画展示として刺繍画家、星野真弓さんによる「刺繍画展レジリエンス-千手観音菩薩-」が同時開催されます。
 1階の児童文学コーナーでは、親子読書支援コンシェルジュの取り組みが4月から始まっており、市内保育園や子育て支援センターで長年経験を積んできた保育士の資格を持つコンシェルジュを平日配置。お母さんが本をゆっくり探したい時に子どもと折り紙で遊んだり、子どもの年齢に合った本を薦めるなど、親子の読書活動をサポートします。この日も、親子連れや紙芝居を選びにきた人などが訪れ、様子を見守りながら、やさしく声を掛けていました。10月からはコンシェルジュによる本の読み聞かせもスタートします。そのほか、季節に合わせたテーマを設け、司書がお薦めの本を紹介する本の企画展が常時開催中。そして、2階には郷土資料展示室も開室されます。
 市民公募により、図書館の愛称が「富里」・「未来」・「テラス」が融合する「とみらいテラス」に決定。この秋は富里図書館で、文化・芸術・読書の秋を楽しんでみませんか!


【富里市立図書館】
開館時間:火~木曜日9:30~18:00/金曜日9:30~19:00(祝日の場合は
    17:00まで)/土・日曜日・祝日9:30~17:00
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日休館)と毎月末の木曜日
コンシェルジュ:火~木曜日10:00~16:00/金曜日は15:00まで
入館料:無料 
所在地:富里市七栄653-1  0476-90-4646(9:30~17:00)

【井関 洋版画展~萌芽~Germination~】
日時:10月1日(土)~26日(水)図書館の開館時間内
作家在館日:期間中の土・日曜日
観覧料:無料  0476-93-7641(富里市教育委員会生涯学習課)