「エコ」という言葉が日常的になり、地球温暖化は世界共通の深刻な課題です。7月7日には北海道洞爺湖サミットが開催、地球環境問題が最重要課題に掲げられる中、今年の七夕は私達の街でも地球環境への願いが捧げられます。
「エコ」という言葉が日常的になり、地球温暖化は世界共通の深刻な課題です。7月7日には北海道洞爺湖サミットが開催、地球環境問題が最重要課題に掲げられる中、今年の七夕は私達の街でも地球環境への願いが捧げられます。
千葉県を含む八都県市(東京都・埼玉県・さいたま市・神奈川県・横浜市・川崎市・千葉市)では、洞爺湖に願いを届けようと足並みを揃え「地球温暖化防止一斉行動(エコウェーブ)」を実施します。八都県市では、サミット開催の7月7日を一斉行動日として、一斉消灯を実施。幕張新都心でも賛同した企業・団体・個人が午後8時から10
分間一斉消灯を行い、参加者には電力消費の少ない電球形蛍光灯を配布して電球形蛍光灯への交換を呼びかけます。ベイタウン・コアでは子ども達が七夕飾りを制作、夕方からはワールドビジネスガーデンで環境啓発イベントが盛大に開催されます。
昨年、佐倉市ユーカリが丘では、地域で環境について考えるイベント「ユーカリが丘親子の日」を開催。昔遊びや牛乳パックを利用した帽子作り、ゴミの分別体験やクイズが盛り込まれた「ユーカリエコツアー」。街にエコボックスを設置、住民から意見を募集して「買い物にはマイバックを持とう!」を採択、「まちエコ宣言」を行うといった地域ぐるみで環境問題に取り組む姿勢が評価され「環境大臣賞」を受賞しました。今年は「七夕ライトダウン」を開催(P17参照)。「ユーカリ七夕エコ飾り」では、ペットボトル等で作った短冊を飾り、リサイクルを呼びかけます。8月には昨年同様「親子縁日」を企画。恒例の昔遊びは勿論、ろうそくを使って夜にライトアップを行い、エコのまち・ユーカリが丘を推進していきます。
印旛郡栄町では、NPOと環境の情報発信の場である「のら市(P4参照)」で買い物袋持参を推奨しており、今後は漁業の網を再利用したオリジナル「のらバック」販売も視野に入れています。7月のイベント「大ソーメン流し」では箸と器持参を原則に、使用した割り箸は紙資源のリサイクルに活用。また、住民活動支援センターでは、登録者の個人ボランティアが収集したペットボトルの蓋をNPO法人 エコキャップ推進委員会に送り、ポリオワクチンにする活動に参加するなど、積極的にエコに取り組みまちづくりに活かしています。
世界のリーダーが日本に集結、地球環境を一つの議題に掲げテーブルを囲む今年の七夕、皆さんも願いを捧げませんか。
次回は、今年の「親子縁日」の模様をお伝えします。
STaD TV webは「まちづくりメディアSTaD」誌面との融合型映像配信サイト!北総エリアのまちづくり情報をお届けします。