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いきいきライフ

いきいきライフ「韓国語を習ってみよう会」vol.2 2007年5月

2008/09/23

韓国ドラマのテレビ放送をきっかけに巻き起こった韓流ブーム。佐倉市でも旋風さめやらず、熱を帯びて韓国語を習っている女性の皆さんがいらっしゃいます。

講師の崔 柾順さんにインタビュー。

「アニョハセヨー〜」。出席をとる時に教室に会員の皆さんの朗らかな声が響きます。「韓国語を習ってみよう会」は、昨年9月に発足した韓国語を学ぶ初心者コースの教室です。韓流ブームをきっかけに、韓国人俳優に憧れて入会したという方が大半で、20代から70代までの会員25名は、全員女性です。
取材に伺ったこの日は雛祭りの日。講師の崔柾順さんからは、日本の風習の素晴らしさや韓国の子どもの成長をお祝いする習慣が紹介されました。活動の2時間を全て語学勉強に当てるのではなく、韓国の生活習慣や話題の映画、音楽を紹介するなど、楽しく学ぶことを心がけています。
崔さんは、1988年に来日。九州大学で日本語を学び、当時お世話になった恩師の人柄の素晴らしさから、日本が大好きになりました。現在は佐倉市に在住、今年で15年になります。佐倉の自然の豊かさや歴史を感じる街並みが大好きとのことで、佐倉市の住民としてもすっかり板についた様子。佐倉市立中央公民館を教室に、韓国語を学ぶ初級者、中級者、上級者の3クラスで教鞭をとっています。
教室では、崔さんの学生時代のエピソードや韓国での幼少時代の家庭秘話なども披露され、会員の方から気軽に質問も飛び交うなど、和やかなムード。時折、大きな笑い声に包まれていました。授業の後半は、語学勉強。この日は、発音やローマ字表記の確認などが行われ、皆さんの 表情も一転。韓日辞典を片手に、熱心に崔さんの話に耳を傾ける姿が見られました。崔さんは「日本語は発音が少なく、できないのは当たり前。個人差もあるのは当然なので、焦らず自分のペースで勉強して欲しい」と、皆さんにアドバイス。また「言葉は全ての文化を集約したもので、気持ちを表現する術。インターネットなどの通信手段がどんなに発達しても、人の気持ちに勝るものはない」と、一番大切なのは「心」であることを強く伝えました。最後にはこの日の復習として、間違えた言葉を10回書くといった宿題も出される一方、イベントとして春のお茶会を行うことを発表するなど、緩急をつけた活動が印象的です。
「韓国人俳優のウォン・ビンに会いたい」「試験に合格したい」「会話ができるようになりたい」など、会員の皆さんの目標は様々。月2回の活動を通じて、それぞれが自分の目標に向かうことで、日本と韓国を結ぶ草の根的な交流の場になっているといえます。韓国語に興味があるという方は、会の名前が示すよ

(問)韓国語を習ってみよう会
 崔さん 043(486)9259