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1940年代後半、大きな画面に色面が茫洋と広がる独自のスタイルにより、たちまちアメリカを代表する人気画家となったマーク・ロスコ氏。壁のように大きな画面に配される窓枠のようなかたちと、深い赤茶色やオレンジ・黒を基調に描かれた作品はシーグラム壁画と呼ばれ、古代遺跡にも似た圧倒的な存在感が印象的です。今回は本邦初公開となる自筆書簡16通も展示。晩年のロスコ芸術をご鑑賞ください。