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皮膚のデキモノ、目立つキズアト 気になりませんか? | トピックス | すたっとTV

健康チェック

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宇井 啓人先生

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皮膚のデキモノ、目立つキズアト 気になりませんか?

2009/08/25

今すぐ治さないと死んでしまうワケじゃない。だからデキモノもキズアトも治療は先延ばしにしがちです。しかしこれらの治療は決して「つまらないこと」ではありません。10年悩んでから病院に足を運ぶくらいなら、今すぐ治療方法を検討することをお勧めします。

 
デキモノやキズアトで病院にかかるのは決して恥ずかしいことではありません。生命を救うのも大事だけれど、生きている人間の生活をより快適にすることだって同等に(いや、それ以上に)大事だと私は考えます。気軽に形成外科医にご相談ください。
しかしいくら「気軽に」と言われても「どうせすぐに手術の話になるのだろ?」とお思いでしょう。否定はしません。しかし手術をしなくても治せるケースも意外と多くあります。また全ての治療が簡単とは限りませんが、たいていは貴方の想像よりは簡単に済むでしょう。確かに手術が必要なケースも有りますが、強要はされないはずです。治療方針や今後の経過予想についての話を聞くだけと割り切っても良いと思います。また、もし手術をすることになっても歯医者さんで虫歯を削るよりも楽な場合が多いので、必要以上に形成外科を嫌わないでください。

 
ホクロや脂肪のカタマリ、皮膚の下の謎のグリグリ、……。まず気になるのは「悪性か?」でしょう。形成外科医はデキモノを診ただけで「良性っぽい」か「悪性っぽい」か、大抵は判断できます。しかし「っぽい」と思うだけで、断定するには切り取ったデキモノを顕微鏡で検査しなくてはなりません。レントゲンやCTでも断定はできないのです。それが手術を勧めることが多い理由なのです。悪性の確率が100%なら迷わず手術を勧めます。しかし5%ならどうでしょう? 考え方は人それぞれなので強要はしませんが、ずっと気にしたまま生活するくらいなら、思い切って取った方が良いという考えの人も多いでしょう。では100%良性なら取らなくても良いか? これも人それぞれです。たとえ良性でも皮膚の一部が出っ張っているのは不快なものです。良性のデキモノでも取るのは恥ずかしいことではありません。
ついでにここでレーザーについてお話します。レーザーは光線がビビビーッと照射されてデキモノがパッと消えるような夢のような機械ではありません。レーザーもそれなりに痛く麻酔の注射が必要なこともあります。何度も射たないと効かないこともあります。そして最大の欠点は取ったデキモノが焼けてしまい、良性であったのか悪性であったのか、そしてきちんと取り残しなく焼き尽くせたのかが判らないことです。もし悪性で、しかも取り残したのなら大変なことになります。悪性の確率が低くても、治療後もずっと不安を抱えて暮らすことになってしまいます。
不安の無い生活のためにはデキモノの正体を明確にすることが大切です。手術のことばかり書きましたが、手術が不要なデキモノもありますので、気軽にご相談ください。


古いケガの跡、盲腸などの外科手術の跡、帝王切開の跡、……。これらには意外と手術以外の痛くない治療法が有るものです。外見を治すだけでなく、かゆみや違和感を減らす効果も有ります。手足のキズアトを治せば、硬くなっていた関節が動きやすくなることもあります。おそらく「美容形成のイメージ」が強く、治療に抵抗のある方も多いでしょうが、キズアトを治すことの意義は世間のイメージ以上に大きいものです。
また「美容形成のイメージ」は「費用が掛かるイメージ」にも直結するでしょうがご安心ください。自ら附けたキズアトでない限り大抵は保険の適応になります。