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行事食「クリスマス」より

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行事食「七夕」

佐倉東高等学校調理国際科2年生による課題研究発表が行われました!

2010/03/19

 3月8日(月)、千葉県立佐倉東高等学校で、調理国際科2年生による「行事食」の課題研究発表が行われました。
 佐倉東高等学校調理国際科は、教育課程を修了すると、調理師の資格を得ることができ、現在県内各地から約120名の生徒が学んでいます。主に1年生は調理基礎、2年生は日常食、3年生はおもてなし料理を中心に学びます。この日は、2年生が課題研究として取り組んできた日本の伝統文化である「行事食」を発表。四季を彩る正月、節分、桃の節句、端午の節句、七夕、ハロウィンなどの「行事食」を、それぞれ班ごとにフルコースで披露しました。調理は10班にわかれて実施。春らしい色彩と雛飾りが目を引く「桃の節句」や、ポテトとミニトマトのサンタクロースが可愛い「クリスマス」など、見るだけでも楽しい料理が作られていきます。「日本にしかない行事なので挑戦した」と語る月見行事「重陽」は、秋の味覚をふんだんに用いて和の風情を演出。「七五三」は、子どもの好きなメニューに、サツマイモやレンコンなどの秋の食材を取り入れました。「七夕」は、ソーメンで天の川を演出、ポテトサラダとパイ生地で作った向日葵も加わり、涼しげな中に元気な夏を表現しています。
 皆がアイディアと工夫を凝らした「行事食」は、校内中央廊下に飾られ、職員や生徒達が携帯で撮影するなど足をとめて見入っていました。後輩の1年生は次年度に向けての良い刺激に、2年生にとっては一年間の集大成であり、4月からの新たなステップとなったようです。
 東高では、このような機会を通じて、生徒達の取り組みは勿論、季節ごとに家族で祝う日本の習慣「行事食」への関心を高めて貰えることを期待しています。