8月24日(金)、25日(土)の二日間、佐倉市新町にある機織り工房「手織りの仲間さくら」では、子ども達を対象とした「ティーマット作り」の体験講習会が開かれました。
夏休みの子ども達を対象に今年初めて開催した講習会には、佐倉市を中心に約15名の小学生が参加。初日の午前中は3名の児童が訪れ、まず持参したTシャツを折り重ね、約1cm間隔で切っていく糸作りからスタート。子ども達は緊張しながら慎重な手つきで切っていき、切り終えると1本の糸になったことに驚き歓声をあげていました。
布を織る作業では、Tシャツの袖口の黄色と身頃の水色を交互に配色したり、絵柄部分のラメを活かして織るなど、それぞれオリジナルの個性溢れるティーマットが出来上がっていきます。初めての子も経験者の子も、約一時間で2枚のティ-マットを織り上げました。
初めて体験したという小学3年生の女子児童は、「最初は切ったりするのが難しかったけれど、最後の方は楽しくなった」と感想を話し、完成品は夏休みの自由研究の宿題として提出します。今回初めて工房を訪れたという保護者も多く、中々体験することのない機会に、わが子の体験の様子を興味深く見学していました。
「子どもは大人では考えつかない配色で織ったり、覚えも早くてセンスもいい」と、会の皆さんも絶賛! 織り機にかかるピンクや黄色などの子ども達が織った明るいティーマットに目を細めていました。普段は落ち着いた雰囲気の工房も、この日は子ども達の体験講習で賑わい、終始熱気に包まれました。
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機織り工房「手織りの仲間さくら」で、体験講習会が行われました! | トピックス | すたっとTV
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Tシャツの生地を切る作業に緊張
経験者の1年生。慣れた手つきで織っていきます!
工房は熱気に包まれました