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「関 健作ブータン写真展」が開催されました! | トピックス | すたっとTV

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写真家 関 健作さんの講演「ブータン×地域」

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ブータン料理

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お子さんも「美味しいー!」

「関 健作ブータン写真展」が開催されました!

2013/02/25

2月17日(日)から22日(金)まで、弊社2階「STaD Cafe&Gallery」では「関 健作ブータン写真展」が開催されました。
 
 写真家・関 健作さんは、順天堂大学を卒業後、2007年から2010年までの3年間、ブータンの小・中学校で体育教師を務めながら写真を撮影してきました。今回の展示では、ブータンの自然や暮らし、学校の様子など、自身が3年間撮りためた写真を中心に約30点を展示。作品とともにブータンの人々が発した印象的な言葉も添えられており、子どもからお年寄りまで生き生きとした表情と言葉から、幸せとは何かを考えさせられます。また、会場では動画も放映され、画面に映し出される壮大な景色や時間に縛られることのない暮らしぶり、子ども達の将来の夢などが紹介され、来場者は食い入るように見つめていました。
 
 24日(日)には、順天堂大学コーチ・スポーツトレーナーの林田章紀さんを迎え、「スポーツ×地域」、関 健作さんによる「ブータン×地域」と題した講演会が開催されました。関 健作さんはブータンの民族衣装に身を包んで登場。自身が撮影した写真を通して、来場者に質問をなげかけながら、ブータンの位置、自然、暮らし、学校生活、人間性などを紹介しました。ブータンの学校には体育の授業がなく、始めは苦労したこと、生徒達と同じ目線に立って指導したことで体育が受け入れられるようになったこと、人と人との繋がりの深さなどを語り、人との繋がりが希薄な日本で、様々な物事に興味を持ち、その中から好きなことを見つけ、自分のテーマを決めて発信していくことの大切さを伝えました。この日は、「順天堂大学さくらキャンパス」の学生を中心に約25名が参加。関さんのユーモアを交えた講演に、会場は何度も笑い声に包まれました。
 
 講演後には、合同会社sozoによるブータン料理がふるまわれました。野菜と米は、佐倉市と横芝光町産を使用。“世界一辛い料理”と表現されることも多いブータン料理ですが、この日は日本人用に辛さを少しおさえて提供。スープはトウガラシを多く使用しながらもチーズ入りでマイルドな味に仕上げられていました。参加者はブータン料理に舌鼓を打ちながら、互いに交流を深める貴重なひとときを過ごしました。