「STaD Cafe&Gallery」で、「さくら・ネイチャーカフェ」が開催されました! | トピックス | すたっとTV

　6月16日(日)、弊社2階「STaD Cafe&Gallery」を会場に、「さくら・ネイチャーカフェ」が開催されました!　
　「さくら・ネイチャーカフェ」は、印旛沼への関心を高めて貰おうと活動している「印旛沼探検隊」が主催しているもので、今回で2回目になります。同カフェでは、自然や環境をテーマに講演を行っており、今回は「佐倉市新規就農者の会」会長の小川道夫さんと、「芝山麹店」の及川涼介さんをゲストスーピーカーに迎えて開催されました。

　午前中は「ミニマルシェ」と題し、小川さんの無農薬野菜と及川さんの麹が販売され、来場者は品物を手に取ったり、試食するなど楽しんでいました。
　
　午後は講演会。小川さんは、幼少の頃から田んぼの生き物が好きで、農業用水などの原因で絶滅に瀕している生き物がいる現状を知り、小さな生き物と共存できる農業を目指し、様々な経験を積んだ後、3年前から佐倉市に移住し、無農薬栽培で農業を営んでいる経緯や思いを語りました。小川さんの素朴な人柄や豊富な経験から数々のエピソードが披露され、会場は時折笑い声に包まれました。
　及川さんは佐倉市出身ですが、大学卒業後、母の実家の家業を継ぎ、鴨川市で「芝山麹店」を営んでいます。100年以上の伝統と歴史を誇る老舗の味を守ろうと、現在は祖母と二人三脚で店を営み、麹販売や味噌加工を始め、今後は醤油造りにも力を注ぎ、「安房醤油の会」に所属、新たな目標に邁進しています。
　講演会の途中、小川さんのキュウリと及川さんの麹によるコラボ試食の時間も設けられ、みずみずしいキュウリの味わいと麹の量によって味が大きく変化することに皆、感心していました。
　
　この日は約15名が参加。講演終了後も参加者同士で紹介しあったり、講師に質問するなど、交流の輪が広がっていました。「さくら・ネイチャーカフェ」は、毎月第3日曜日に開催。「印旛沼探検隊」では、今後も水辺でのEボート活動などとの両輪で、「さくら・ネイチャーカフェ」を開催し、交流を深めるとともに身近な自然環境に目を向けて貰うよう、活動を続けていきます。