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「10周年記念華展ー和・輪・話ー」ギャラリー・リーベ | トピックス | すたっとTV

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10周年を祝う合同作品

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土屋登琇さん

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「10周年記念華展ー和・輪・話ー」ギャラリー・リーベ

2016/05/31

 4月22日(金)・23日(土)の二日間、佐倉市ユーカリが丘にある「ギャラリー・リーベ」では、「10周年記念華展?和・輪・話?」が開催されました。
 「ギャラリー・リーベ」は、2006年にいけばな小原流の教室を主宰する土屋登琇(としゅう)さんが、地域の交流の場になればと、ドイツ語で「愛」を意味する「Liebe」を名称に用いて、自宅隣りの一軒家をギャラリーとして開設、今年3月で10周年を迎えました。
 記念華展では、小原流教室の生徒達を始め、日頃からギャラリーを利用しているサークル、土屋さんの友人らが10周年を祝う作品を披露。小原流の伝統的な琳派調生け花や、10周年にちなみ10色の糸と大王松の葉を織り込んだ記念作品など、約50点が展示されました。また、毎年身近な廃材を展示に活用しており、今年はトイレットペーパーの芯を使用した作品を発表。小原流の生徒達による合同作品では、トイレットペーパーの芯を多数輪切りにした壁面のオブジェに、鶴や10周年を祝うメッセージがプロジェクターで投影され、和と現代アートの融合に注目が集まりました。更に、廊下から二階に上がる階段では、ギャラリーを利用している10団体のサークルによる作品が展示され、こちらもトイレットペーパーの芯を使用。各団体とも個性の光る作品で自分達の活動をPRしました。その他にも、「薔薇の美術館」、「水辺のせせらぎ」、「ワインで乾杯」など、テーマごとに作品が展観され見応え十分。華やかさは勿論、アイディアに富んだ作品たちに、来館者はひとしきり感心していました。
 主宰者の土屋登琇さんは、「リーベを通してジャンルを越えた人との繋がりが生まれました。これからはもっと若い人にも利用して頂き、より地域の交流の輪が広がる場にしていきたい」と抱負を語ります。
 10周年記念華展には、二日間あわせて約300名が来場。コンセプトである「和・輪・話」の通り、花に囲まれた和やかな雰囲気の中、人と人とが出会い繋がり、終始会話と熱気に包まれた記念華展となりました。