STaD×聖隷福祉事業団『秋の食べ物&簡単ストレッチで健康になろう!』 | トピックス | すたっとTV

『秋の食べ物&簡単ストレッチで健康になろう!』
聖隷佐倉市民病院　健診センター　管理栄養士/西原 律子　保健師/宮﨑 由花理

Q1. 秋ならではのからだに良い食べ物ってありますか?
(1) “秋刀魚”は胃腸をあたため、消化を助ける効能があります。
　『秋刀魚の栄養といえばたんぱく質。牛肉やチーズよりも質が優れています。多価不飽和脂肪酸を多く含み、胃腸を温め消化を助ける働きがあります。また、血液をサラサラにするEPAや、脳の働きを活発にするDHAも含んでいます。』

(2) “なす”は血管の柔軟性を保ち、出血の防止効果が注目されています。
　なすは9割が水分で、カロテン、食物繊維が豊富に含まれています。また、油と一緒に摂ると血中コレステロールを抑制する働きが高まります。

(3) “さつまいも”は消化器系の働きを高めて、胃腸を丈夫にします。
　さつまいもは熱に強いビタミンCが豊富に含まれています。
食物繊維も多く、生姜やレモンと一緒に煮ると消化器系の強化になるのでおすすめです!

Q2. 食べ過ぎた時に簡単にできる運動はありますか?
　今回は、筋力トレーニングをゆっくり行う『スロートレーニング』運動の『スロースクワット』を紹介します。

スロートレーニングをする前に気をつけること
(1)声を出して、数えること。
　呼吸の確保や、動きをゆっくりするために必要です。
(2)無理のしすぎは禁物。
(3)ひざ痛や腰痛、高血圧など、不安のある人はあらかじめ医師にご相談ください。
(4)運動の前後には準備体操、整理体操を忘れずに行いましょう。

☆スロースクワット☆
(1)足を肩幅に開き、つま先をやや外向きにして立ったら、腰に手を当てて、そのまま4～5秒ほどかけてゆっくりとお尻を下ろしていく。
※下ろすとき、ひざはつま先よりも前に出ないよう、出来るだけお尻を後ろに引くイメージで。
(2)「1,2,3,4」の掛け声とともに、ゆっくりと立ち上がる。


参考: NHKきょうの健康、体にも心にもおいしい!「旬の食材?秋」、healthクリニック
当院健診センターの『人間ドック』ではこのような栄養講話・運動講話も行っております。

《聖隷佐倉市民病院　健診センター》　◎お問い合わせ043-486-0006