「内視鏡検査は怖くない?!」
皆さんは内視鏡の検査を受けられたことがありますか?
太さ1cm程度(細いものは5mm程度)の細長い管の先端にあるカメラによって胃や食道、十二指腸、大腸等を観察・診断や治療を行います。内視鏡の性能は近年飛躍的に向上しており、当院でも最新の機種を導入し、より正確で安全な検査・治療が行える体制を整えています。
Q1. 検査時間はどれくらいですか?
胃の内視鏡では通常10分程度、大腸の内視鏡では通常15分から20分程度です。ポリープ等が見つかった場合、検査のために組織を一部採取しますので5分程度長くなります。
Q2. 胃内視鏡検査を行う際、鼻からカメラを入れることは出来ますか?
可能です。鼻に疾患がある方や、特に精密な検査を必要とする場合など一部対応出来ないことがありますので、医師とご相談ください。
Q3. 内視鏡でポリープが見つかった場合は、どうなるのでしょうか?
その場で一部組織を採取し、ポリープの切除が必要かを検査します。後日外来で検査結果をお知らせし、切除する場合は改めて2泊3日の入院が必要になります。
Q4. 内視鏡検査を受ける際、どうしたら楽に受ける事が出来ますか?
出来れば、全身麻酔を使って検査してもらいたいです。
胃の内視鏡ではほとんどの方が喉の麻酔のみで検査を実施しています。しかし、希望があれば鎮静薬を使用することも可能です。(検査後に車の運転は出来ません。)
患者さんが安心して検査を受けられるよう、スタッフが全力でサポートいたします。もし不安がある方は、検査を受ける前に一度ご相談下さい。
Q5. ピロリ菌の検査はどのように行いますか?
おもに内視鏡を使って胃の組織を採取(2mm程度の大きさ)し、試薬を使ってピロリ菌の有無を判定します。内視鏡を使わない方法では、検査薬を服用して行う尿素呼気試験法があります。ピロリ菌は薬を内服することで除菌をすることができます。
【臨床工学技士を知っていますか?】
臨床工学技士は、医師の指示のもと生命維持管理装置を操作したり、それらの機器の保守点検を行うプロフェッショナルです。
現在の医療は高度化・複雑化した医療機器に支えられており、患者の皆さまに安心して治療を受けて頂ける様、これらの医療機器の安全を確保することが臨床工学技士の重要な責務です。
当院では、内視鏡センターをはじめ手術室や透析センターなどで約30名のスタッフが在籍し、医師・看護師・医療技術職員と共にチーム医療を担う一員として活躍しています。
聖隷佐倉市民病院 臨床工学室 臨床工学技士 八木 努
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