千葉県知的障害者福祉協会/就職相談会
11月23日(木・祝)、「千葉県知的障害者福祉協会」主催による就職相談会がホテルグリーンタワー幕張で開催されます。
「千葉県知的障害者福祉協会」は、知的障害者の福祉向上に寄与することを目的に昭和38年に発足。現在、千葉県内約300の福祉施設が加盟しており、知的障害者に対する支援事業や知的障害者に関する調査研究事業などに取り組んでいます。医療や福祉現場での担い手不足が深刻な中、協会内に「人材確保特別委員会」を設置。成田市にある社会福祉法人まごころの中村輝彦施設長が委員長に就任し、今秋から求人の指揮をとります。
社会福祉法人まごころは、全国各地から福祉関係者が視察に訪れる注目度の高い障害者福祉施設です。“利用者中心の運営”を掲げ、多機能型福祉サービス事業所として、日本蕎麦「まごころ庵」とお菓子の部屋「フレンズ」を運営。「まごころ庵」は、挽きたて・打ちたて・茹でたての三たて蕎麦が自慢で、10年以上の経験を積んだ利用者が毎朝製麺、その味が評判を呼び多くの常連客で賑わっています。お菓子の部屋「フレンズ」でも研鑽を積んだ利用者を中心に菓子製造を行っており、風味際立つ「ごまプリン」や、とろとろの食感と濃厚な味わいの「ミルキースイーツ」プリンなど、人気商品が生まれています。
毎朝、職員と利用者がその日の売り上げ目標を唱和して一日がスタート! 目標を共有しながら一般企業同様に、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)サイクルを用いて継続的に業務改善に取り組んでいます。一般の店舗に競争心を持ちながら集客に努め、“美味しい”の後に“障害者運営”に気付くような、一般店舗と変わらない繁盛を目指す成果が、県内で最高レベルとなった利用者の工賃にも表れています。作業を習得するには、健常者の何倍もの時間を要しますが、根気よく指導を続け、利用者が応えた時には大きな喜びと充実感に包まれます。
施設長であり、人材確保特別委員会委員長の中村さんは、福祉施設の現場で働く職員の喜びが就職活動を行う学生達にまで届いていない現状をあげ、各施設が自分達の取り組みに胸を張って積極的に情報公開を行う必要性を伝えるとともに、福祉現場の魅力発信に努めていきます。
11月の就職相談会では40施設が参加。学生だけでなく、一般の方にも楽しみながら各施設の取り組みを知って頂くイベントとして計画中です。福祉施設から作られる様々な商品を通して、見て・食べて・話して、障害者福祉に触れてみませんか!
【千葉県知的障害者福祉協会就職相談会】入場無料
●日時:11月23日(木・祝)13:00～16:00
●対象:新卒・大学3年生、短大・専門学生、中途採用
※イベント会場には、一般の方もご来場頂けます!
●会場:ホテルグリーンタワー幕張 3F 中宴会場「メイフェア」および「チェルシー」
●(問)社会福祉法人まごころ ??0476-24-2131
●http://www.be-ambitious.com
蕎麦打ちをする利用者
「まごころ庵」人気のかきあげせいろ
「フレンズ」の菓子製造
ミルキースイーツ(奥)と季節商品
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