「アイガモ米のオーナー制度始まる! 田植え体験レポート」
5月12日(土)、佐倉市青菅の「三門農園」で、田植えの体験が行われました。これは、平成6年からアイガモ農法に取り組んでいる「三門農園」で、農作業の体験を通して、米作りや食べ物の大切さ、自然環境について関心を高めて貰うとともに、同農園のファン作りに繋げていこうと、STaD編集部とのコラボレーション企画として開催したものです。
まず始めに、農園主の三門増雄さんから話があり、アイガモを放鳥することで、除草剤・殺虫剤を使わないことや、米ぬかや稲藁など、現在ある資源を活用して農業に取り組んでいることなどが説明されました。また、アイガモを放鳥した後は、外敵から守る為に電柵やネットを完備、田んぼの草だけでは足りず、くず米などのエサを毎日あげるなど、農法を維持することの大変さも伝えられました。
田植えでは、苗を植えやすいように線が引かれ、一定の間隔で3本ずつ植えていくよう指導があり、いよいよ挑戦! 田んぼに足を踏み入れた途端、参加者の歓声が響き渡りました。この日は家族連れを中心に約15名が参加。田植え初体験の年長児は、泥だらけになりながらも「楽しかった!」と笑顔。学校で田植えを経験したばかりの小学5年生の男児は、慣れた手つきでテンポよく植えていました。一方で、大人達は黙々と集中して苗を植える姿が目立ち、宮ノ台在住の女性は「ストレスも忘れ、無心になれました」と充実感を滲ませていました。田植えの後には、アイガモ農法米のおにぎりがふるまわれ、皆、美味しそうに頬張り、子どもも大人も貴重な体験を堪能しました。この後は、秋まで体験プログラムを予定しています。
● 今後の体験プログラム
6月 9日(土)13:00~15:00 アイガモの赤ちゃん放鳥
9月上旬 9:00~12:00 稲刈り体験
11月17日(土)11:00~15:00 美味しい新米で収穫祭
● 料 金
参加費は1家族(4名様まで)各2,000円
●お問合せ・お申込み:
(株)コミュニティデザイン TEL:043-486-1107(担当: 伊藤)
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食と農
三門増雄さん