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「STaD×三門農園」収穫祭体験レポート! | トピックス | すたっとTV

食と農

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      三門増雄さん

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「STaD×三門農園」収穫祭体験レポート!

2018/11/30

 11月11日(日)、佐倉市の青菅会館で「収穫祭」が行われました。これは、平成6年から青菅でアイガモ農法に取り組んでいる「三門農園」と地域情報誌「STaD」とのコラボレーション企画として開催されたもので、農作業の体験を通して、米作りや食べ物の大切さ、自然環境について関心を高めて貰おうと、田植え、アイガモ放鳥、稲刈りに続いて、この日が最終回となります。
 まず、三門増雄さんが米を炊く窯を組み立てていきます。昔ながらの窯の組み立てに参加者は興味津々。窯の中に落ち葉や小枝などを詰めて点火、更にもみ殻を入れて、アイガモ米2升を炊いていきます。釜から湯気が立ち昇り始めると、三門さんは耳を澄まして、炊きあがりのタイミングを伺います。徐々に水分を含んだ音が消えていき、約30分で炊きあがり! 蓋をあけると、おこげも出来た美味しそうな炊きあがりに歓声があがりました。
 その後、子ども達が中心となっておにぎりを作り、大きさや形も様々なおにぎりが出来上がりました。昼食は、アイガモ米のおにぎりと、地元野菜や鴨肉が入った鍋。子どもも大人も美味しそうに頬張り、何個もおにぎりを食べ、スープもおかわりする姿が多く見られました。
 昼食後には、春からの体験を写真で振り返り、参加者の皆さんも感慨深い様子。三門さんから、「アイガモ農法の田んぼは、人のものだけではなく、カエルやバッタ、ミジンコなど、色々な生き物たちの棲み処であり共有物。無農薬米を食べることで、自然環境に貢献しているという意識を持って頂きたい」とメッセージが送られました。参加した小学5年の男児は、「田植えが楽しく、いっぱいお米ができて嬉しかった」と笑顔で振り返り、大人も「農家さんと一緒に作業を体験することができて嬉しかった」や「作業の大変さがわかりました」などの感想が聞かれ、皆さん充実感を滲ませていました。
■アイガモ農法米のお求め先
【三門農園】 ??090-1111-0248 http://mikadonouen.com
【農産物直売所 樫の木】 千葉県佐倉市青菅940-1 営業時間9:00~17:00