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STaD×三門農園 アイガモが育てる米づくり | トピックス | すたっとTV

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STaD×三門農園 アイガモが育てる米づくり

2020/05/26

 佐倉市青菅にある三門農園は、長年、肥沃な北総大地で体にも環境にもやさしい米づくりを続けています。化学肥料や農薬などを使用しない環境にやさしい米づくりは自然環境を守り、自然への恩返しになります。この米づくりを皆さんに体験していただこうとSTaDでは参加者を募ってきましたが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響により、皆さんと一緒に田植えを行うことができず、今後も体験イベントについては未定です。
 そこで、今年はインターネットを活用して皆さんに進捗状況をお伝えしていこうと思います。
 今年も5月初旬、田んぼ脇のビニールハウスからアイガモの赤ちゃんのピヨピヨと可愛らしい声が聞こえ始めました。アイガモは約1か月間ハウスの中で育てられます。そして、5月17日、青空の下、田植えが無事に行われました。
 6月6日にはアイガモたちを放鳥します。成長したアイガモたちが狭いハウスから田んぼへと向かう姿はとても愛おしく思える瞬間です。すぐに泳ぎだす子、田んぼの水を怖がり畔に逃げだそうとする子など様々ですが、暫くすると田んぼに慣れ、稲の間をスイスイとみんなで泳ぎ始めます。今はそんな光景が待ち遠しいです。
 アイガモ農法の田んぼはアイガモが雑草や虫を食べるため、除草剤や殺虫剤も不要。アイガモの糞は肥料になり、泳ぎながらくちばしや足で田んぼの泥をかきまぜることで酸素を補給、土が元気になり、稲の根を丈夫にしてくれます。そして、秋には安心安全なお米を収穫します。
 今後も新型コロナウイルス感染症の状況をみながら、アイガモが育てる米づくりのオーナー制は継続していきますので、
STaDは引き続き情報をお伝えしていきます。
□YouTube「STaDチャンネル」で動画をご覧ください
 https://www.youtube.com/watch?v=n7XgycN392w