高血圧予防 ～病気のリスクを知り、毎日の血圧測定から始めてみましょう～ | トピックス | すたっとTV

　血圧とは、血管を流れる血液が、血管の壁を押す力です。その圧力が高くなった状態が高血圧です。一般的に高血圧とは、自宅で測定する血圧値が135/85mmHg以上が高血圧とされます。
高血圧の状態が続くと、常に血管に負担がかかって傷みやすくなり、血管はその圧力に耐えようと血管が硬くなってしまい、その結果、心筋梗塞や脳卒中、大動脈瘤などの血管の病気が起きやすくなります。
高血圧に加え、脂質異常症(LDL140㎎/dl以上またはHDL40㎎/dl以下)や糖尿病(HbA1C6.5%以上)、喫煙があるとさらに血管の病気のリスクが高くなってしまいます。
まずは高血圧予防のために定期的に血圧を測り、自分の血圧を知ることから始めてみましょう。

慢性心不全看護認定看護師　宍倉亜希子

※参考文献:「血圧を下げる10秒体操」図:食と健康の総合サイトe840.netより転載