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アイガモ農法の田んぼ稲刈りレポート! | トピックス | すたっとTV

食と農

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稲刈りを行う三門増雄さん

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アイガモ農法の田んぼ稲刈りレポート!

2020/09/29

 9月13日(日)、佐倉市青菅の「三門農園」で、アイガモ農法米の稲刈りが行われました。
 STaDとのコラボレーション企画として、読者参加型による稲刈り体験を予定していましたが、前日の雨の影響で手刈りができず、機械での稲刈り作業となりました。
 朝は前日に降った雨が稲に残っていて、このまま刈ると機械の故障に繋がる恐れがある為、水滴がとれるまで待ちます。6月に放鳥した雛たちは大きく成長し、雛の頃にはわからなかった様々な羽色を見せていました。アイガモは、稲穂を食べてしまう為、この時期は田んぼの一角に集められて過ごします。この日も元気な声をあげなからエサをついばんでいました。
 三門さんは、水滴が取れるのを1時間程待ってから稲刈りを開始。田んぼの様子を伺いに、稲刈り体験の参加を予定していた家族も訪れ、作業を見守りました。佐倉市在住の小野田さん一家は、農業体験3年目。数時間かけても中々終わらなかった鎌での稲刈り体験とは異なり、あっという間に刈り取られていく機械作業のスピードを目の当たりにし、「昨年はあんなに大変だったのに機械だとすぐに終わってしまいますね」と感想を漏らしていました。
 アイガモ米の稲刈りは約20分で終了。この日は不安定な天候で時折黒い雲が田んぼの上空を覆います。稲刈りのタイミングも雨に左右される為、自然相手の苦労が伺えました。また、今年は長梅雨の影響か黄金色に交じって青い穂も見られました。
 毎年アイガモ米を食べている小野田さんは「あきらかに美味しさが違います!」と太鼓判を押し、秋の新米を楽しみにしていました。アイガモ米は、10月に地元青菅の農産物直売所「樫の木」などで販売されます。アイガモで育てられた環境にやさしい新米を食べてみませんか!

◎お問い合わせ
●三門農園
  http://mikadonouen.com

●山万ユーカリファーム
  Tel. 043-464-0039
  https://farm.yukarigaoka.jp

●農産物直売所「樫の木」
 佐倉市青菅940-1 ☎043-463-8877
  https://town.yukarigaoka.jp/townguide/26