定期的に受診され処方箋を受け取っている方と、有事に受診し、たまにしか処方箋を手にしない方がいらっしゃると思います。新型コロナウイルスの影響で電話診療の話題が出てくるなど、来院回数を出来るだけ控えたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
せっかく受け取った処方箋を無効にしてしまって、再度来院しなければならないという事を避けるためにも、処方箋の取り扱いに注意していただく事は大切です。そこで今回は、処方箋の取り扱いで注意が必要な点を一部ご紹介します。
Q1 :処方箋には有効期限があります
処方箋の有効期限は全国共通で、特別な事情がある場合を除き発行された日を含めて4日間と決められています。大事なことは、土日や年末年始・ゴールデンウィークが含まれていても期限は延びないという点です。期限切れの場合、処方箋の再発行が必要となり、料金も発生します。特別な事情がある場合は事前に医師に相談しておきましょう。紛失時も同様に再発行が必要になるため注意しましょう。
Q2: 処方せんに自分で書き込んではいけない
処方箋に、この薬は余っているから・・・とご自身で処方箋にメモをしてしまうと、その処方箋は無効になってしまいます。医師により手書きで書き直すこともありますが、必ず訂正印が必要となります。処方内容と関連がなくても書き込んでしまうと無効になることもあるので注意しましょう。
薬剤科 薬剤師 松田 裕美
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