6月6日(日)、佐倉市青菅の「三門農園」でアイガモの雛の放鳥体験が行われました。
最初に農園主の三門増雄さんから、アイガモについての説明があり、今年は鳥インフルエンザの影響で、千葉県外から雛を仕入れたところ、例年よりも小柄で神経質な性格のため、なるべく騒がずゆっくり接して、田んぼにそっと放してあげてくださいと呼びかけられました。また、アイガモの雛はカラスによる被害も多いことから、「佐倉猟友会」に駆除を依頼しており、会の方から人間の営みに影響を及ぼすことがないよう、生態系のバランスを考慮して捕獲駆除に努めていることが伝えられました。
ハウスでは、約1か月間育てられたアイガモの雛70羽が元気な声をあげており、参加者は興味津々で見学。放鳥の際、三門さんから雛を受け取りますが、初めて参加する子ども達は、雛に触れるのも恐る恐るで、保護者が補助する姿も多く見られました。一方、毎年参加している子ども達は慣れた手つきで雛を抱えていき、体験を通じて子ども達の成長ぶりも伺えます。初参加の大人も抱きかかえると、「あたたか~い!」と驚きの声をあげ、小さな命の温もりを感じていました。
田んぼに放された雛たちは、戸惑いながらも徐々に慣れていき、集団で気持ちよさそうに泳いでいました。この日は佐倉市を始めとする近隣から家族連れを中心に約15組約60名が参加。途中、雨が降り出すあいにくの空模様でしたが、雛たちの様子をしばらく眺めていたり、「山万ユーカリファーム」に移動して、サツマイモの苗植え体験を行う参加者もいるなど、貴重な農体験を楽しみました。
次回は9月12日(日)に稲刈り体験を行います。
お問合せ
●三門農園 http://mikadonouen.com/
●(株)コミュニティデザインTEL.043-486-1107(平日10:00~16:00/担当:伊藤)
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