がさがさサボテンかかと、になっていませんか?
毎年冬になるとかかとがガサガサになり、ストッキングや靴下に引っかかっている方はいませんか?糖尿病の方に足を見せていただくと、皮膚に亀裂が入って出血していても、そのままにしている方も時々いらっしゃいます。
冬は湿度が下がり乾燥しますが、皮膚も同じです。フットケア: 足の手入れが必要です。と言っても、何か大変なことをするわけではありません。保湿です!乾燥している部分に、保湿剤を塗るだけです。保湿剤は、市販されているものでかまいません。さらさらとした乳液タイプのもの、保湿効果の高いクリームタイプのものなど色々あります。乾燥予防なら乳液タイプ、既にガサガサになっているのであればクリームタイプを選び、入浴後に塗りましょう。乾燥がひどいときは、朝晩つけるなど回数を増やしてみてください。保湿剤を塗った足は滑りやすくなるので、入浴時は十分に気を付けてください。
皮膚に亀裂が入っている方は、保湿剤のみではよくならないこともあります。特に糖尿病がある方では、亀裂から感染を起こすこともあります。また、水虫や足の血流不良などからも、足の乾燥が起こることがあります。保湿してもなかなか良くならない場合は、主治医や皮膚科に相談しましょう。
●足のお手入れ方法
よく洗う(指の間も) → 水気をよく拭き取る → しっかり保湿
・その他、深爪に気を付け、たこ、うおのめは、自分で処理せず皮膚科や形成外科に相談しましょう。
・毎日の手入れが、足のトラブルを予防します!まずは、毎日足を見る習慣をつけましょう!
・当院では生活習慣病支援外来にて、看護師が足の手入れ方法をお教えしています。
糖尿病看護認定看護師 長谷川 裕美
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