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STaD×聖隷佐倉市民病院「ペットに噛まれた時の応急手当」 | トピックス | すたっとTV

健康チェック

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STaD×聖隷佐倉市民病院「ペットに噛まれた時の応急手当」

2022/07/28

 ご家庭で犬や猫を飼っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。ペットは家族の一員であり大切な存在であると思います。そんな愛するペットですが、時にはじゃれあったり、ふとした拍子に飼い主を噛んでしまうことがあるかもしれません。今回は、そんなときの手当についてご紹介いたします。
 犬でも猫でも(ヒトでも)口の中は細菌がいっぱいです。犬と猫の噛み傷を比較すると猫の方が小さく、“たいした傷ではない”、“放っておいても大丈夫”、と思いがちです。ですが、猫の牙は長くて鋭いため、見た目以上に傷が深く、感染して悪化する可能性が高くなります。


【もしペットに噛まれてしまったら・・・】

■流水で洗う
(1)流水で丁寧に洗い流す。
(2)消毒薬があれば洗い流した後に使用します。

■止 血
(1)清潔なガーゼやハンカチで覆う。
(2)絆創膏で傷口を完全に塞いでしまうと、細菌の逃げ場がなくなり体内へ入り込んでしまい化膿することがあります。

■病院へ受診
(1)糖尿病がある方や免疫抑制剤を服用している方はさらに感染のリスクが高まります。他にも傷口が大きい場合や出血が続く、傷口が赤く腫れて痛みが強い場合などは早めの受診が必要です。


当院では基本的に形成外科(外科)が窓口になります。すぐに対応できない時間もございますので、受診をご希望される方は診療時間内にご連絡をお願いします。

救急看護認定看護師 森田 千秋