コロナに負けず、認知症予防!!
認知症看護認定看護師 橋本 悠子
新型コロナウイルスの流行から、3年が経とうとしています。感染対策のために『密』を避けることを余儀なくされ、マスク生活が当たり前となってしまいました。人と交流する機会が減り、どこにいても他者との『ソーシャルディスタンス』が定着してきています。そのような生活が長期間続くことで、認知症の進行も危惧されています。外出や他者と交流する機会が減ることで、運動不足やコミュニケーション不足になり、筋力が落ちたり、刺激がなくなり物事への意欲が低下したりすることが多くあります。
みなさんも、コロナ禍の生活が続き、人との距離が遠くなってしまったなぁ、と寂しく感じることも多いかと思います。
そこで、コロナ禍でもできる認知症予防についてみていきましょう。認知症の予防には「運動」「知的活動」「会話・コミュニケーション」の3つが重要だと言われています(日本認知症予防学会より)。
(1)運動
3密を避けた環境で運動を!!
・散歩
・ラジオ体操
・スクワット
・踏み台昇降など…
(2)知的活動
頭を使って指を動かす!!
・パズル
・オセロ・将棋
・ボードゲーム
・短歌・俳句・川柳
・日記を書くなど…
(3)会話・コミュニケーション
会話を楽しむ!!
直接会うのが難しければ
・電話
・テレビ電話 など…
新型コロナウイルスに負けず、適度な距離を保ちつつ、人との交流を楽しみながら、認知症を予防していきましょう。
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