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みんなでつくる全幕バレエ「くるみ割り人形」が3月公演! | トピックス | すたっとTV

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衣装合わせをした波の精たち

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みんなでつくる全幕バレエ「くるみ割り人形」が3月公演!

2023/01/30

 1月9日(月・祝)、四街道総合公園体育館武道場で、みんなでつくる全幕バレエ「くるみ割り人形」の公演に向けた新年初の合同練習が行われました。
 この取り組みは、地域の人と人との繋がりを深めていくとともに、誰もが参加できるようなバレエを作り上げることで、クラシックバレエを身近に感じて貰おうと、「四街道 市民のためのバレエ実行委員会」が主催しているものです。昨年1月からプロジェクトを始動。地域のイベント等で広報活動を行い、ワークショップを重ね、9月11日にキックオフ! レッスンがスタートしました。プロジェクトには、地元四街道市を中心に近隣地域や県外から124名が参加。現在バレエを習っている人、以前、習ったことのある人、未経験者ら、3歳~84歳までの幅広い年齢層が参加。3月の公演に向け、ほぼ毎週練習を行っています。
 この日行われた合同練習では、実行委員のメンバー1人1人が改めて紹介され、大野康子実行委員長は「あと2ヶ月ちょっとですので、本番に向けて楽しく取り組んでいただけたら」と呼びかけました。次に配役紹介が行われ、役名が発表されるたび拍手が送られたほか、演目の「くるみ割り人形」に関するクイズも出題され、参加者は積極的に挙手していました。
 その後、2チームに分かれ、衣装合わせと練習が行われました。衣装合わせでは、初めて見る自分の衣装に皆、目を輝かせていました。約10年のブランクがあるという32歳の女性は、花のワルツの衣装に「可愛い」と嬉しそうな表情を浮かべながらも、「体が硬くなってしまって、振り付けもまだ覚えきれていないので不安です」と緊張を覗かせていました。衣装合わせの横では、パーティーシーンの練習が行われ、登場のタイミングや立ち位置などを確認。初めての合同練習に戸惑う場面も見られましたが、指導者のカウントに合わせて、皆、一生懸命、踊っていました。
 実行委員の一人、完倉千恵さんは、海外に比べると日本のバレエ人口は多いが、プロの道は険しく馴染みも薄いので、バレエ鑑賞の機会が増える契機になってくれたらと期待を寄せるとともにプロジェクトの継続にも意欲的です。
 半年以上にわたり稽古を積んだ集大成は、千葉県立幕張総合高等学校シンフォニックオーケストラ部とOB・OG および四街道少年少女合唱団の豪華生演奏の共演で披露されます! 世代も経験値も異なる参加者が1つの舞台を作り上げる「くるみ割り人形」をぜひご鑑賞ください。


【みんなでつくる全幕バレエ「くるみ割り人形」】
公演日:3月21日(火・祝)第1回目11:30開演(11:00開場)
            第2回目15:30開演(15:00開場)
料金:S席¥2,900/A席¥2,000/B席¥1,500/見切り席¥1,500
会場:四街道市文化センター 大ホール
お問い合わせ:完倉さん TEL:080-3709-1178
       谷さん  TEL:090-3220-2925