3月4日(土)、佐倉市新町に佐倉市立佐倉図書館等新町活性化複合施設「夢咲くら館」がオープンしました!
「夢咲くら館」は、地下1階、地上2階の三階建てで、図書館に子育て交流と佐倉を学ぶ機能を持ち合わせているのが特徴です。
1階エントランスフロアでは、江戸時代末期に佐倉城と城下町を描いた「一分一間 佐倉絵図」が来館者を迎えます。また、チラシや各種刊行物が設置されており、佐倉市のPR映像が投映されるなか、佐倉市の観光情報を得ることができます。一番奥にある「あそびのひろば」では、佐倉東高校美術部による花の装飾が壁にあしらわれ、子どもが遊ぶ空間を明るく演出します。
地下1階の「佐倉図書館」では約11万冊を蔵書。大型絵本の導入や10代向け書籍の充実を図りました。絵本・児童書エリアでは、佐倉東高校服飾デザイン科の生徒による佐倉の四季をイメージした友禅染が本棚を彩ります。オランダ風車や花菖蒲、風鈴など、佐倉の四季を雅に表現した手描き友禅をご鑑賞ください。また、同エリアには「佐倉市子育て交流センター」があり、子育て中の方々がゆったりと遊んだり交流することができます。託児室や子育て相談室も開設されているので、子どもを預けて本選びや自分時間を作ることができ、保育士を始め、子育てコンシェルジュや心理相談の専門スタッフが子育て世代を支えます。
一般書エリアでは、佐倉市内の児童・生徒らによるおすすめ本コーナーを開設。子どもたちによる直筆の紹介文やイラストが書籍とともに展示され、本選びを楽しくしてくれます。また、採光を取り入れた席や屋外にテラス席も設けられており、開放感に包まれながら本を読むことができます。
2階は「佐倉を学ぶフロア」。展示コーナーを始め、千葉県内と佐倉市の歴史に関する本が充実しており、歴史ファンは必見です。現在は、「夢咲くら館」が建つ城下町佐倉の歴史に着目した展示を展開。新町遺跡発掘の出土品や江戸時代に描かれた新町絵図、貴重な古文書などから、当時の町の様子や人々の暮らしぶりを伺うことができます。同館開館に合わせて、学芸員も同フロアに配置。郷土の歴史について尋ねるのもおすすめです。
1階にはカフェも併設されています。どのフロアにも屋外席が設けられており、居心地のいい空間で読書が進みそうです。官学連携が随所に光り、イベント時にはコンサート会場として使用されるなど、旧城下町佐倉の中心部から地域活性や子育て支援、郷土の歴史など、佐倉の魅力を多角的に発信! 皆の夢が咲く施設を目指します。
【夢咲くら館】
開館時間:9:00~20:00(図書館)/9:00~17:00(子育て交流センター)
●休館日:月曜日、第1火曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
●所在地:佐倉市新町40番地1
佐倉図書館 TEL:043-485-0106
佐倉市子育て交流センター TEL:043-488-5880
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佐倉市に複合施設「夢咲くら館」がオープン! | トピックス | すたっとTV
エリアトピックス
2階「佐倉を学ぶフロア」
佐倉東高校の生徒による友禅染作品
地下1階の読書コーナー