聖隷佐倉市民病院健診センターでは、乳がん検診、子宮がん検診をドック及び定期健康診断のオプション項目として追加することができます。
生涯にわたって健やかな女性であるために…婦人科検診の受診をお勧めいたします。
表からもわかるように、乳がんでの死亡者数は、年々増加しています。また、子宮がんは、ここ数年死亡者数は横ばい傾向ですが、子宮頸がんにおいては、若年層を中心に近年増加しており問題となっています。この原因としては、性交渉の低年齢化に伴ってヒトパピローマウイルスの感染が低年齢層にも増加し、このウイルスが子宮頸がんの発癌に関与しているからです。
(1) 視触診法
(2) 乳房X線検査(マンモグラフィー)
(3) 乳房超音波検査
乳がん検診
厚生労働省は、40才以上の女性に2年に1回は、乳房X線検査を受けましょうと勧告を出しています。
乳房X線検査は、以前から乳がんが非常に多い欧米では、一般に広く行われている検査方法です。欧米では、今もなお乳がんは増え続けていますが、1990年に入ってから死亡率が減り始めました。7~8割の女性が定期的に乳房X線検査を受けている効果が出てきたのです。しかしX線だけですべての乳がんを探し出せるわけではありません。20代30代の乳腺組織が密で厚い時期の乳房は超音波(エコー)検査の方がよくわかる場合も多くあります。また頻回の自己触診による丁寧な検査は、次の検診までの乳房を守る大切な方法です。以上から乳がん検診には3つの方法があります。
乳がんは誰でもかかる 可能性があります。
乳がんのリスクの高い方(母親とか姉妹、叔母などに乳がんの方がいる、出産経験がない、肥満がある)は、特に毎年のX線やエコーを用いた検査を受けることをお勧めします。
また、検診の結果が「異常なし」でも自己検診を定期的に実施し、習慣づけるようにしましょう。
子宮がん検診
検診の方法は、問診、視診、そして細胞診と内診です。子宮頸がん検診の細胞診は、子宮頸部の粘膜を綿棒やヘラなどでこすって細胞を採取し、その細胞を染色して顕微鏡で調べます。
子宮がんは、初期ではほとんど症状がないので20代から検診を受けることが大切です。更に、不正出血や月経異常、おりものの異常を認めた場合は婦人科を受診しましょう。
婦人科検診のご案内
聖隷佐倉市民病院健診センターでは、乳がん検診、子宮がん検診をドック及び定期健康診断のオプション項目として追加することができます。また、単独での受診も可能です。
検診料金、検診曜日等については、電話にてお問い合わせください。
STaD TV webは「まちづくりメディアSTaD」誌面との融合型映像配信サイト!北総エリアのまちづくり情報をお届けします。
女性のためのがん検診 | トピックス | すたっとTV
健康チェック
聖隷佐倉市民病院