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いきいきライフ

いきいきライフ「クロスロードスクェアーズ」vol.1 2007年12月

2008/09/23

四街道市の市民参加協働型施設「南部総合福祉センターわろうべの里」とともに誕生したダンスサークル「クロスロードスクェアーズ」。子どもから高齢者まで幅広い世代から愛されるスクエアダンスの魅力を取材しました。

スクエアダンスの魅力をお楽しみ下さい。

カラフルな衣装に大きく揺れるフリルのスカート。音楽に合わせてダンスするのは「クロスロードスクェアーズ」の皆さんです。四街道市の名の由来である四つの街道が交差する意味、クロスロードをサークル名に取り入れました。衣装も男女ともに4本の線がデザインされ、胸元にも同様のデザインが入ったクラブバッジが光ります。
スクエアダンスは戦後、アメリカから日本に伝わったカントリー&ウエスタンの曲にのせて踊るもので「コーラー」と呼ばれる指示者のコールに従いながら、ペア4組8名で踊ります。「サークルレフト」「レディース チェーン」「プラマネード」など、コールは全て英語。例会ではまず初級者講習が行われ、会員と初級者がペアを組んでレッスン。初級ランクにあたる「ベーシック」でも約50の動作があり、覚えるのは大変です。曲に合わせて踊るだけでなく、コールの言葉に耳を傾け、指示に従いながらダンスする事から頭の体操になり、本場アメリカでは「10年は長生きする」と言われています。クロスロードスクェアーズの会員は約30名。平均年齢は50歳代後半ですが、小学生の会員が一人、この日は80歳代の女性も軽快なリズムで楽しんでいました。基本動作のコール以外に「ウインク3つ!」「「ジャンケン」「良かったら抱っこして!」など、コーラーによっては遊び心溢れるコールも交えられ、会場を沸かせます。どんなコールでも最後は、最初の隊形に戻るのがスクエアダンスのルール。その間の動作は、花形であるコーラーの腕の見せ所ともいえそうです。
初級者講習の合間には会員達のみがダンス。会員の8割が女性。スウイングする度にスカート裾から覗くフリルは、女性にとって永遠の憧れ。次々と投げかけられるコールに戸惑う事なく、少女の様な笑顔でダンスが繰り広げられていきます。また、この日は外国からお客様が訪問。会員がアメリカ在住時に指導を受けた2組のご夫婦が訪れ、日米ダンス交流を楽しみました。
翌日は初級者の終了式。半年間に渡り、基本動作を学んできた人達が卒業し、更に学びたいという方が、正式会員へとステップアップしていきます。
ダンスする人は皆、笑顔。地域交流にも積極的で、イベント参加や福祉施設への慰問など、色々な場でスクエアダンスを披露しています。生き生きと踊る会員達の姿は、見る者にエネルギーを与えてくれます。皆さんも笑顔の輪に加わってみませんか。

(問)クロスロードスクェアーズ
 代表 吉川さん 043(432)4618
 講師 窪園さん 043(433)3315