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いきいきライフ

いきいきライフ「しすいマジック倶楽部」vol.1 2007年10月

2008/09/23

今年11月で発足5年。マジックを通して、多くの人に驚きと喜びを届けている酒々井町のサークル「しすいマジック倶楽部」を取材しました。

会長の塚口さんにお話を伺いました。しすいマジック倶楽部は、酒々井町中央公民館「ちょっと一芸講座」をきっかけに誕生したサークルです。会員は約20名。10代から60代までのマジック愛好家が活動しています。
9月第1木曜日の定例会では、台風と重なったにも関わらず、メンバーの大半が公民館に集結。まず、間近に迫った公演を前に、出演者確認などの打ち合わせが行われました。しすいマジック倶楽部では、年間約20本もの公演を行っています。介護事業所や幼稚園、子ども会、祭りなど、ステージは地域がメイン。9月は3本の公演を予定しており、施設や地域住民から引っ張りだこです。見ている人があっと驚いたり、大きな拍手が起きた時は喜びもひとしお。何度も同じマジックを見せることのないよう、時折、講師を招いて新しいマジックを習得、技を磨いています。この日は、新作も披露されました。マジックに使う小道具も手作り。木枠に貼られた模造紙に穴を開けると、色とりどりのスカーフが次から次へと出てくるというもの。スムーズにマジックが披露できるように、もっと人数を増やして臨んだ方が良いのではないかなど、見つめる会員からも意見が出されます。また、互いにマジックを披露しあったり、技術の高い会員からアドバイスを貰う姿も見られました。カードやコイン、シルクなど、得意とするアイテムは様々。道具だけでなく、マジックを披露する際の巧みな話術やテンポも大切です。自分達の公演を録画したビデオテープも反省材料の一つとして配られ、上達に向け努力を惜しみません。最近では「定例会だけでは練習不足」という声もあり、更に活動日を設けて練習に励んでいます。
お年寄りや子ども達、マジックを披露する対象が違っても、喜んで貰えるのが何よりも嬉しいと話すのは、会員共通の言葉。将来マジシャンを目指している人、老化予防のために始めた人、自分の楽しみで活動している人など、それぞれ目的は違っても、より多くの人に楽しんで貰えるように、会員達は今日も技を磨きます。一人でも多くの笑顔と拍手に出会えることを楽しみに。

(問)酒々井町中央公民館
 043(496)5321