佐倉商工会議所青年部が創立30周年を迎えました。
郷土を愛し、地域経済発展のため尽力する青年部の
井野口豊会長と、佐倉商工会議所鈴木博会頭にお話
を伺いました。
佐倉商工会議所青年部は、昭和53年に佐倉商工会の一翼を担う団体として発足。平成3年の佐倉商工会議所設立に伴い、商工会議所青年部と名を改め事業活動を推進してきました。現在は33名の若手経営者が所属しており、地域経済の担い手として経営セミナー講習会への参加を始め、献血やゴミゼロ運動、臼井ふるさとにぎわい祭、ユーカリフェスタといった様々なイベントサポートを行うなど、地域に根ざした活動を行っています。
6年前から取り組んでいる「風鈴フェスタ」は、青年部の主体事業。江戸風鈴に市内の小学生が絵付けを行い、商店の軒先に飾って商店と市民との交流をはかることを目的に始めました。当初は旧城下町地区のみでしたが、年々参加校も増え今年は佐倉・臼井地区の8校で実施されました。井野口会長自身も学校に赴いて児童に指導しており、子ども達が夢中になって絵を描いている様子を見たり「楽しい!」という声を聞くと、市全域に広めていきたいと実感します。地域イベントでは、経験豊かな商工業者の先輩や様々な分野で活躍される方々と会うことができ、青年部にとっては学びと交流、自身の成長に繋がる貴重な機会となっています。創立30周年を迎えた今年は、「サクLive」と題した佐倉市のテーマソングを募集。誰もが口ずさめるような佐倉のふるさとソングが誕生することで、郷土愛が深まることを願っており、11月22日、23日に開催する「まちづくりフェスタ」で選考ライブを行います。イベントは大変ですが、メンバーが一丸となって苦労して取り組んだ分、結束力も高まると意欲的です。「根本は佐倉が好きということ。他の地域に負けたくないし佐倉で仕事がしたい」と井野口会長。佐倉市に生まれ育ち、地元で仕事をしている者ならではの純粋な思いです。鈴木会頭は「郷土を愛する気持ちを大切に、地域の持ち味を活かした個々が光る経営の実現を、情熱と若さ溢れる青年部に期待しています」とエールを送ります。千葉県商工会議所青年部連合会会長も兼任する井野口会長は、市のみならず県全体を情熱で牽引していきます。
(問)佐倉商工会議所青年部
TEL043-486-2331
