千葉ニュータウンを開発するUR都市機構の皆さんに今後のまちづくりについて伺いました。
成田空港開港30周年を迎えた今年は、2010年の平行滑走路延伸や成田新高速鉄道開通への関心も高まっています。成田新高速鉄道では新型スカイライナーが登場し、成田から都内までを約36分で繋ぎます。特急電車も増発予定。鎌ヶ谷から成田までの成田新高速鉄道沿線一帯「東京⇔成田SKYGATEシティ」は、まちの魅力と価値が高まると注目されています。「SKYGATE」は、成田と羽田が一本で結ばれ世界が身近に、沿線地域が海外の玄関口となることは勿論、地域の空の広さを表現しています。また「SKYGATEシティ」の中心に位置する千葉ニュータウンを開発するUR都市機構では「SKYGATEライフ」といった沿線の街ならではのライフスタイルを提案。2010年の「10」とSKYの「S」にちなんだ10個のライフスタイルを紹介しています。「Speedlife&Slowlife」は、都会的な生活と自然の多いゆったりとした生活の両面を楽しめること。「Study&Sports」は、魅力的な教育環境と体を動かす施設環境が整っていること。「Security&Safety」は、企業を始め子どもから高齢者までが安心して暮らせること。バリアフリーの環境整備にも配慮しています。また、隣接する地域に大きな医療機関があること、洪積台地と呼ばれる頑強な地盤エリアであることは、住民にとって心強く多くの企業が電算施設を置いています。その他「Sky&Street」、「Success&Satisfaction」を掲げて街の魅力を表しています。
近年の印西牧の原駅周辺を始めとする大型商業施設の誕生は、県内外からの来訪者をもたらし、東京ディズニーリゾートに匹敵する年間約2800万人が訪れるエリアに成長しました。今後は、渋滞緩和策で鉄道と並行した道路整備にも着工、国道464号線の千葉ニュータウンから先、成田までの「北千葉道路」工事も進められています。商業施設から少し足を伸ばすと里山が広がり、都市と自然が共生する特性を持ちます。広大な敷地面積を誇る県立北総花の丘公園を始め、個性豊かな公園が豊富にあるのも魅力です。
急速に街の姿を変えていく印西市。世界の空に繋がる利便性と、見上げた空の広さのバランスを崩すことのないまちづくりを期待したいもの。2010年に向けて、SKYGATEシティはスタートしたばかり。今後の成田新高速鉄道沿線地域に注目です!
(問)UR都市機構
0476(46)2011(代)
