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ユーカリ Enjoy Style すてきなユーカリ人

すてきなユーカリ人vol.30 "~感性の赴くままに自然体で~" 通訳案内士:安達 佳織さん

2011/03/31

 通訳案内士の仕事をしながら、海外を旅することが趣味という安達さん。インタビューをしているとユーモアのあるテンポよい受け答えで、自然と会話もはずんでいきます。
 ユーカリが丘在住の安達さんは、この土地にまだ駅がない頃に多感な時期を過ごし、この街と共に育ち歩んできたという思いがあります。
 海外へ目が向いたのは、NGO観光クルーズ〝ピースボート〟のボランティア通訳に参加したことがきっかけ。実際に自分の目で見た異国の生活は、今まで持っていた知識とは違い衝撃を受けたといいます。各国のさまざまな現状を目の当たりにし『もっと知りたい…』という想いが次第に膨らみ、何度となく海外を旅してきました。『海外へ出ちゃうと、3ケ月位帰ってこないんですよ』と、南米、アフリカ、中東など、気の向くまま足の向くまま見知らぬ土地を歩き、その土地の人々と触れあう楽しさを語ります。そして、いろいろな国を旅する中で撮りためた写真は、HPで紹介し見たこと感じたことを伝えています。
 初めて訪れたメキシコでは人の温かさに触れ、〝ライブ〟がとても身近な存在であることに感動し、語学留学で長期滞在。自らも趣味のピアノをいかしてライブステージを体験、バイオリンを弾く友人とライブをするなど楽しい時間となりました。
 その後、通訳案内士として海外からのお客様に同行し、京都や鎌倉など日本の名所を案内しています。歴史ある寺院を始め、繊細な伝統工芸品などの日本の文化に感動するお客様に触れていると、改めて日本のよさを感じるそうです。
 通訳案内士の傍らラジオDJも務め、メキシコでのライブ経験は担当していた音楽番組に生かされ、各国を旅したエピソードを紹介するなど、海外経験はかけがえのない宝物となりました。
 安達さんの暮らすユーカリが丘は、〝トトロ〟の世界を彷彿させる里山の風景が、まだ数多く残されています。海外から帰国する時にはいつも〝帰る場所がある〟という安堵感で心が温かくなるそうです。たくさんの友人が暮らすこの街の発展と共に、今後の活躍に期待です。
(ライター/STaDサポーター・佐々原)

安達さんのHP
http://photos.kaoriadachi.com/