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ユーカリ Enjoy Style すてきなユーカリ人

すてきなユーカリ人vol.36 "和太鼓で地域を盛り上げたい!" 和太鼓奏者 黛 はるかさん

2011/09/30

 丁寧にまとめ上げた巻き髪で鮮やかな赤い衣装をさっそうと着こなす黛はるかさん。衣装には際立って目立つ「佐倉勇翔太鼓」の文字。バチを高く上げ、引き締まった表情で和太鼓の前に立ちます。和太鼓を打ち始めると同時、自分の身体をジャンプさせながら回転します。そのダイナミックな技で額には汗が光ります。
 和太鼓演奏を始めたきっかけは、小竹小学校6年生の時に行われた創立20周年式典のイベント。自分がこれまでに体験したことのないような躍動感あふれる和太鼓の音、響きに感激します。ユーカリが丘で生まれ育った黛さんはサッカーチームにも加入していましたが、その後も和太鼓を習いたいと「大江戸助六流 佐倉勇翔太鼓」の門をたたき、勇翔太鼓独特の衣装への美意識や太鼓を斜めにおいて飛んだり跳ねたりする手法に引き込まれていきます。
 メンバーの中心でもある黛さんは、保育士となった今も週2回の練習は休まず参加。太鼓の移動の仕方、位置などを練習が規律正しく行われるよう的確に会員に伝えます。練習のピーク時には舞台用語が飛び交い、自分達が楽しむだけでなく、人に見せるための和太鼓演奏なのだという熱意が伝わってきます。代表の増田さんから出る和太鼓のカウント指示にもすぐさま対応出来る理解力は見事です。黛さんにとって佐倉勇翔太鼓は自分の居場所でもあり、自己表現出来る場。そして更に自分自身が成長できる場所です。
 普段はユーカリまつりやふれあい福祉まつりで演奏を披露。ユーカリが丘の人達は街全体でいつも何かを作り上げていて一体感のある街。「イベント時にはお客様がいればいるほど、自分がのっているのが分かり演奏に燃える」と話します。10年以上のキャリアの中では悩んだり、落ち込むこともありましたが、ひとたびステージに立つとその悩みも吹き飛びます。今年は震災があり地域のムードも落ち込みがち。だからこそ、地域を和太鼓で盛り上げたい。そんな熱意とともに、人生の生きがいである和太鼓で、これからも自分自身を磨き続けていきます。

「大江戸助六流 佐倉勇翔太鼓」新規会員募集!
連絡先は 043-461-8837 090-3503-8824(増田さん)
メール mail@yusyotaiko.com

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