ユーカリ Enjoy Style　すてきなユーカリ人 | TVチャンネル | すたっとTV

　ナチュラルな木の机の上には模造紙ほどのフェルト生地や裁断用のはさみ。「夏が過ぎると、原毛フェルトや毛糸が触りたくなります」と笑顔で話すのは、鴨志田由美子さんです。ハロウィンイベント「ユーカリフェスタ」を一ヶ月後に控えた9月、鴨志田さんはアイデアを練るためにキャラクター本を準備し、パレードに使う衣装を何にするか思案中です!
「ユーカリフェスタ」で開催されるハロウィンパレードには今年で4回目の参加。一昨年は「アイデア賞」、昨年は「大賞」を受賞しました。昨年のテーマは「くまのがっこう」。幼稚園児達が茶色いフェルトで作られた帽子と手袋を身につけ、胸元には赤いバンダナを結び、歩行者天国になった中央通りを元気いっぱいに歩きました。会場からは「かわいい!」の大声援。実は「プリティ」賞を狙っていたので、呼ばれなかった時には、もう何も受賞出来ないなとみんなでガッカリしていました。思いもよらぬ大賞をもらい、姉妹、兄弟で出場出来なかった子ども達も今年は絶対に参加しようと盛り上がっています。
　　鴨志田さんは、以前、子ども服を製造販売する会社の営業部に勤務していました。子ども服や大人の服、ヘアアクセサリーなどの小物を作り続けているうちに、手作りの世界に共感するママ達と「ユーカリフェスタ」に参加するようになりました。
　初めて参加した数年前から子ども達は成長しており、遊びも習い事も次第に異なってきています。それでも、「ユーカリフェスタ」となると一致団結し、ママ達の傑作を身につけるのを楽しみにしています。この笑顔が続くまでは、ハロウィンパレードの衣装をいつまでも作り続けていきたいと考えています。
　毎年秋は、年末に「COCCO」として個人で出展している地域のギャラリーが主催する作品展、「クリスマスフェア」に向けて準備モードも全開です。
　ユーカリが丘で手作り好きな人達が、思い思いの素材を使って表現するアートな催し、ハロウィンパレード。今年の鴨志田さん達の衣装にご注目下さい!
(ライター/STaDサポーター・YUMI)